落語初心者のための公演の選び方ガイド

・「真打」と「二ツ目」

当店には「真打の会」と「二ツ目の会」の2種類がございます。
「真打」と「二ツ目」は落語家の位で、「真打」は師匠と呼ばれ、弟子を取ることができる、多少乱暴ですが分かり易く言うと、ベテラン、親方という感じです。
「二ツ目」は修行中、若手というところでしょうか。
それぞれの会には異なる楽しみがあります。
円熟の芸を楽しみたい場合は「真打の会」へ、成長する様、若者ならではのフレッシュさを見たい場合は「二ツ目の会」がおすすめです。
アイドルに例えると「真打の会」が見せ方に長け、誰でも分かるヒット曲満載の松田聖子のコンサートで、「二ツ目の会」は未熟ながらひたむきなAKBのコンサートと言うところでしょうか。

・「古典落語」と「新作落語」

落語には大きく分けて江戸・明治期に作られ演じ継がれた「古典落語」と、大正・昭和以降そして今も日々作られている「新作落語」があります。
最近では大正・昭和期の作を「新古典」と呼ぶこともあります。
また、「新作落語」は演者自身が創作していることが多いです。
落語と言ってイメージするような江戸時代を舞台にした噺が聞きたければ出演者の説明に「古典」と書いてある公演をお選び下さい。
新作にも江戸を舞台にした噺はありますが、多くは現代が舞台です。新作の場合、作者から直接創作秘話を伺えること、舞台が現代なのでギャグや笑いが分かりやすいという長所があります。